占いってどういうもの?

漠然としたタイトルですが、占いってどういうものかってちゃんと理解できてないですよね。私は昔から星占いなどを見るのが好きで、ランキング1位だったらその日は全部うまくいく!と思っていたし、逆に最下位だったらその日は最悪・何してもダメな日……と思い込んでいました。些細な占いの結果ですが、1日のモチベーションに大きく関わってしまうものですよね。

ニュース番組の星占いは1日の運勢なので、翌日には12位だった星座も1位になっているかもしれません。しかし本格的な対面鑑定となると、かなり先の未来のことを言われることもあります。もし悪いことを言われてしまったらかなりショックですよね。その結果を信じたくなくて次々違う占い師に鑑定を依頼してしまう……そうした【占い依存】に陥らない為にも、占いはどういうものか・どう受け止めるべきかをちゃんと知っておきたいです。

占いは預言ではない

上に書いたように、星占いで一喜一憂してしまうのって星占いの結果が予言だと勘違いしてしまっているからですよね。星座占いで1位だったからと言って、何をしても全部がうまくいくわけではないのに、上手くいくと思い込んでしまいます。逆も然りです。
占いは預言ではなく、あくまで「こうなる可能性があるよ」という予想にすぎません。たとえ悪い結果が出たとしても、それは「こんなことが起きるかもしれないから気を付けてね」という助言と捉えることができます。逆に良い結果が出ても、ただ待っていればその未来が訪れてくれるわけではありません。

元気をもらえる・ポジティブになれる

占いは、抱えていた悩みに対して前向きな気持ちを抱かせてくれたり、危機を回避するためのアドバイスをくれたりします。占いは本来、そうして前向きにさせてくれたり元気にさせてくれるために使うポジティブなものです。占いをすることで余計に迷ってしまう場合、聞きたくなかった答えが出てしまって落ち込んでしまう場合は占いを利用するべきではないです。また、悪いことばかり言って自分に依存させようとしてくる悪い占い師もいます。

占いは、まさに『転ばぬ先の杖』です。最終的に決めるのは自分自身。良い結果が出ても慢心してしまえばその結果を掴むことは難しくなっていきます。悪い結果が出てしまっても、それを回避するために取れる行動が必ずあるはずです。占いですべてを決めようとするのではなく、あくまで一つの可能性であることを理解して、便利に・楽しく占いを利用できるようにしましょう。